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たのしい道具のイラスト&コラム
あなろぐ倶楽部 BlueBlack
ギルドクロック

ギルドクロック機械式時計の仕組みなんてさっぱり解らない私の手元にちょっと変わった時計がやってきた(たしか1990年代のこと)

なんか動きが楽しくて惹かれる10cm位のかわいい時計

「ギルドクロック・マイクロフライングモデル」

おもちゃメーカーのトミーが出していたモノです

商品の説明書より

当モデルは14世紀に発明された最古の機械時計のメカニズムに1883年アドラー・クリスチャン・クローセンによって考案されたW.フライング振子の調速装置を組み込んだモノです。
このユニークな動きをする調速装置は、精度の点で難が有りますが、そのリアクションの奇抜さと優雅さから、歴史に残る最も楽しいからくり時計だといわれています。
W.フライング方式は固有振動を持たないフライング振子を用いている上、動きが複雑すぎるため常に安定した精度が得られにくいといわれています。

つまり時計としての正確さに欠けるってことでルームアクセサリーやホビーモデルにお使いくださいと開き直っているのである
事実、私の時計も必死に調節しても一日15分は狂います
一日のうちの15分なので使えないこともないですね
動力はゼンマイでいっぱいに巻くと丸一日動いてくれるので次の日ゼンマイを巻くとき調整すればバッチリ

しかし見て楽しむのがこの時計です
糸の先に錘の付いた振子(フライング振子)が右の棒にくるくると絡んだらときほぐれ、ぐるりと左に今度は左の棒にくるくると絡んでほぐれ、ぐるりと右へ
・・・楽しい

時々眺めているとその機械がむき出しになった単純素朴な造りが機械式時計の基礎を教えてくれる気がしてくる
これを眺めながらちょっと仕組みについて考えてみた
ゼンマイは開放されると一気に力を解き放し一瞬で力尽きてしまいます
それをいい具合に留めるのが脱進機と調速機
この場合フライング振子が調速機で約4秒かかって一周します

その間を歯車が回転数を調節しながら繋いでいきます

針からゼンマイへ
針はひとつで12時間で一周します
48の歯がある歯車にゼンマイに直結した小さい3の歯がある歯車が見えます
ここから計算するとゼンマイにつながった軸が16回転で針は一周
ゼンマイにつながった軸は45分で一周

ゼンマイからフライング振子へ
45分(2700秒)で一周する軸と4秒周期の振子へつなげてみる
大きい歯車と小さい歯車のくっついたセットで1/6になる様になっている
2700秒から450秒さらに75秒と脱進歯車(12.5秒)へと
そして最後は1/3になり振子につながる
振子の周期が4.166秒になったのでほぼ合っているんじゃないかと思う
なんか解った感じになって自己満足
(しかし後で調べたら説明書に振子の周期が3.91秒と・・・あれ?)

ゼンマイの時計は無理でも錘を使ったタイマーくらいならできそうな気がしてくる
しかし歯車の壁は厚そうです

あと説明書の後ろにある他の商品説明で「ガリレオ・ベンデュラム」というのが気になるのでした
長い振子がなんかおもしろそう・・






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