数々の独自の技術で時計の歴史を200年早めたと称される天才時計師ブレゲ
私は時計にあまり詳しくないが機械式時計に興味を持ちちょっと調べると出てくる有名人です
私の場合懐中時計「マリー・アントワネット」が先
複雑な機構を詰め込んだ有名な機械式懐中時計「マリー・アントワネット」の作者であります
ブレゲno.160「マリー・アントワネット」
もちろんご存知の方が多いと思いますしここより専門サイトを見たほうが詳しく解るので検索してください
ここでは一応ですが簡単にご紹介
1783年マリー・アントワネットと近い1人の将校より発注
完成を待たずして1789年にマリー・アントワネットは処刑されてしまう
またブレゲもまた完成の4年前にこの世を去った
後継者により1827年に44年の歳月をかけ完成した
この時計には
ペルペチュエル ブレゲ独自の自動巻き機構
ミニッツリピーター ボタンを押すと鐘の音で時刻を知らせてくれる
永久カレンダー うるう年もばっちり
イクエーション 均時差表示(日時計との時差)
パワーリザーブ ゼンマイ残留計
その他に独立作動センター秒針(クロノグラフの原型)、ジャンピングアワー、パラシュート(耐震装置)、バイメタル温度計、ひげゼンマイなど
まぁひとつひとつの技術がどれもすごいのですがこれらの機能がすべて入っているのです
今でもすごすぎる超複雑懐中時計なのです
(発注当時ブレゲはまだ有名なトゥールビヨンを発明していなくこれには付いていない)
完成後しばらくはブレゲ家にありその後コレクターの手を渡りエルサレムのイスラム美術館へ
1983年4月16日に盗難
2005年ブレゲno.160復刻プロジェクト開始
2008年4月 no.160復刻完成「ブレゲno.1160」(10億円くらいするとか)
なんとこの前年の2007年11月にイギリスでオリジナルが発見
(なんだこのタイミングは!!って思った人は多いはず)
そして2009年「ブレゲno.1160」が銀座に!!!
やっぱりすごかったっす
使えるアナログ道具ではないけれど
職人技の粋を集めて作られた凄みとミステリアスな魅力など人を魅了する時計です
もちろんアナログ道具を使って作られたのです
|