「かもめホーム洗濯器」は圧力を利用したとってもシンプルで高性能な昭和32年(1957年)に発売された洗濯器です
真ん丸い形と金属の外見からスプートニクとか人工衛星とか呼ばれてました
前回までもちらちらと登場してきましたが
それが平成の世に大復活していたのです!!!
その復刻版は道具博士の異名を持つ山口昌伴さんがこの洗濯器を推薦して実現したとか
通販カタログの「通販生活」にて発売
2004年春号に掲載されたらしい
性能や大きさはほぼ同じです(たぶん)
洗濯物(ワイシャツ2、3枚くらい)とお湯と洗剤をいれくるくると回します
加圧と減圧により繊維の隅々まで洗えて時間も10〜30秒と短くバッチリ
大きな違いは素材がアルミからステンレスになり高級感がアップ!
おぉステンレスにしましたか〜っとちょっと感動
しかし本体に書いてある開け閉め矢印はシールなのはかなしいかな
そして外見がよりまん丸くなっています
この丸みは蓋の形状が違ことによるものですね
元祖は平たい円盤状で取っ手が飛出していますが復刻版は蓋自体球体の一部と化してスッキリしています
中央にボタンらしきものは減圧ボタンでしょうか
メーカーは元祖の林製作所ではありません(復刻生産はムリということで)
この復刻生産をしたのは特注金属加工メーカーの「響コーポレーション」という広島の会社
販売価格は29,800円(税込31,290円)
・・なかなかのモノですね
ちなみに昭和32年に発売された元祖は一台4,300円(現在の約6万円)
・・かなりのモノですね
どちらの「かもめホーム洗濯器」も現在はなかなか手に入れにくい状況ですが樹脂製の同原理の洗濯器「ワンダーウォッシュ」は今でも購入可能みたいです
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