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たのしい道具のイラスト&コラム
あなろぐ倶楽部 BlueBlack
蚊やりブタ

蚊やりブタ最近は蚊とりもいろいろ選べます
電気式はあたりまえ吊るしておくタイプやスプレー式などなど

しかし蚊とり線香が一番効く気がします
そして蚊とり線香といえば「蚊遣り豚」

私もひとつ持っていますがなぜブタなんでしょう

調べるとまず出てくるのが常滑焼
いまは万古焼の「蚊やりブタ」が有名ですが常滑焼が先らしいです

昭和20年頃の養豚場で蚊とり用の薬草をいぶすように使われてたとか

最初は円筒形の壷を使ったが口をすぼめ横になり足がつき豚ブタになったそうです

この辺のことから常滑が発祥説があります
がこれより前にもありました

大正4年6月10日の東京新聞広告には"豚器"として紹介されている
(当時30銭送料8銭)
大正時代の岡本綺堂による時代小説『半七捕物帳』にも登場するそうです

さらに「蚊やりブタ」は「蚊とり線香」の誕生よりも早く江戸時代にはすでにあった
東京新宿区内の武家屋敷跡から江戸時代末期の「蚊やりブタ」が出土されたそうです
大きさは長さ35センチ・直径23センチと今のモノよりかなり大きめ
形からすると醤油やお酒の入れ物の底を取ったモノが原形ではないでしょうか
しかしこの頃は蚊とり線香は登場していない
杉の葉などをいぶして蚊を追い払っていたそうです

そして発祥は東京都台東区の今戸焼でつくられた猪型の蚊いぶしがどうもそれらしいが定かにはなっておりません

この猪型の蚊いぶしが原形でブタになったと思うのです

猪は火を防ぐ動物とされます
火伏せ(防火・鎮火)にご利益がある愛宕神社の神使も「猪」
その辺もあり火を扱う道具として猪をかたどり火伏せの願いを込めたのが始まりだったんではないでしょうか
まあ形がブタに見えたからってのもあったと思いますが・・

今日も蚊とり線香にマッチで火をつけブタの口や目から立ち上る煙で蚊と一緒にいぶされるとしましょう






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