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私が小学生のころ一世を風靡した家庭用印刷機 金や銀、グラデーションで刷られた年賀状をはじめてもらった時は衝撃を受けました 今考えてもこんなに手軽に自宅で製版して印刷が出来るなんてすごい なかでも優れモノは位置あわせ機能の付いたモノ 多色刷りが出来て高品質な作品が制作できる 私が手に入れ見事にハマッタのは大人になってからブームも下火になりインクや版を販売するお店も少なくなって来た頃です 年賀状印刷に始まり名刺や小作品、布や木に無理やり印刷したりエッチングの腐食防止として真鍮に印刷もやりました 後半はスキージでシルク印刷のように印刷したんですが結構うまくいきました シルク印刷といえばあまり認知度がないためか説明するのに苦労しました そんな時はプリントゴッコのでっかいモノというとすぐにイメージが伝わり納得してもらえることもしばしば、実際はかなり違いがあるのですが… インクを調色したり版を色分けしたり多色刷りしたりまさに本格仕様 美術の方でも新孔版画(リソーセリグラフプリント)の技法として確立されつつある そのプリントゴッコも2008年に本体の販売が中止になりました 何ともさびしい限りです プリントゴッコで刷られた作品の仕上がりはシルク印刷とスタンプの味わいを兼ね備えた風合いがたまらない たまになるかすれや版ずれさえいい味といえなくもない |
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