白金触媒式カイロといえばハクキンカイロですが
もうひとつの白金触媒式カイロの流れがあるのです
それが「ナショナル黄金カイロ」
(のちに商品名は「ナショナルカイロ」に変更になりました)
父親が使っていたカイロ(BG−304)がこれでした
金色で円盤型の本体に電池の形をした点火器が特徴的な松下電器が1953年に発売したカイロです
平置きにも支障がない
単三電池が入った電池の形をした点火器も安全で扱いやすい
ベンジンを入れる燃料計量カップがくねっとした変な形をしているがこれが本体にセットして傾けるだけで入ってくれる
プラスチックの先にある黄色が赤くなることで反応が始まっているかチェック出来る点火チェッカーなどけっこう優れたモノでした
標準(24h)うす形(15h)ミニ(12h)の3つのモデルがあったそうです
1994年(93年4月に販売終了)まで販売されていたようです
そして蘇る「黄金カイロ」
2008年9月にコールマンより発売されたのが「ポータブルイージーウォーマー」ですがこれがびっくりです
「ナショナル黄金カイロ BG−304」とそっくりだったりします
本体に開いた穴などのデザインと色、点火器がボックス型は違いますが
大きさや中身はほぼ一緒
並べてみるとほんとに似てます
そして火口も・・・・
火口の互換性ですが差し替えが可能とのことです
(ナショナルカイロのうち標準型のみ)
ハクキンカイロ非公式ファンサイトさんで詳しい解説があります
しかしこの驚きと興奮はあまり伝わらないのです
残念ながらまわりの反応を見ると黄金カイロはハクキンカイロほどメジャーではないらしい
2008年は「ナショナル」や「松下」の名前を「パナソニック」で統一した年だけど関係はないですよね
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