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![]() 家にもいくつかあるのですが その中でもお気に入りなのが茅葺の民家をかたどった蚊やりです この蚊やりで蚊取り線香を焚くのが好きなんです 家では窓をあけてあるので良いのですが 閉め切った部屋でやると大変なことになる 近年の機密性の良い住宅には合わないのかもしれませんね ですが庭などでも十分効果を発揮するのです この蚊やりをもってアウトドアはつらいが縁側に置くと絵になります 鋳物なので重量感もバッチリで造形もなかなか ところどころ竹の骨組みが見えていてそこからも煙が出る 茅葺屋根にはヒョウタンのツタがはっている芸の細かさも良い 蚊取り線香を焚くと屋根から立ち上る煙は味がある 祖母の代からは確実にあるのでそろそろ100年くらいは経つのかなと思っていたら 現在の渦巻き型の打ち抜き機械が本格化したのは1955年頃とのことなのでもう少し若い道具ですね 銘はなくたいしたモノじゃないかもしれませんが大のお気に入りです ちょっとサビが出ているところを磨くと鋳物特有のつややかでしっとりとした輝きがでてきて思わずにんまりしてしまう 家には万古焼きのブタもいますがこちらは新しい ちなみに蚊取り線香は「天然除虫菊 金鳥の渦巻」を使用してます 天然の除虫菊(シロバナムシヨケギク)が使われている蚊取り線香です 除虫菊の原産国は地中海・中央アジアといわれ日本には明治19年(1886)に入ってきたらしいっす 殺虫成分ピレトリンは花の子房に多く含まれていますがそのままの状態では殺虫効果はほとんどないそうです 長い間近くに咲いている白い菊が除虫菊ではないかと疑っていたのですがくわしい資料がなく断定できなかった 最近になって葉の形が異なることがわかり違うことが判明してしまいました 解ってしまうと少しさびしい・・・ この渦巻き型の蚊取り線香はだいたい7時間燃焼する 渦巻きを解くと全長は75cmだから約10センチで一時間てトコでしょうか 途中にマッチ棒をセットして時限装置とか言って遊んだのを思い出す この蚊やりでやるとまるで火事 なかなか不謹慎な子供でした 鋳物の蚊やりにサビが浮いてきたのでそろそろ磨きを楽しむとします |
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