豊田自動織機は2011年9月9日に同社文化活動のひとつ「夢の車工房」が圧縮空気を動力とする空気エンジン車「KU:RIN(クーリン)」で空気を動力源にして走る世界最速車を発表した
空気エンジンの響きはいいですねワクワクします
平均最高速度はなんと129・2キロメートル
早いっすね
KU:RINの主なスペック
車両寸法 L3510×W830×H760
車両重量 100kg
主構造 CFRP+ハニカム、モノコックボディ
エンジン スクロールコンプレッサ
駆動圧力 2MPa
最大出力 11.3kW
最大トルク 46.8Nm
動力が空気ってなんかいいっ!
模型で空気エンジンのがあったがこれとは仕組みがちょっと違うようです
同社はカーエアコン用のコンプレッサの世界最大手でそのコンプレッサを改造して空気エンジンを製作したそうです
空気エンジンの原理はコンプレッサと同じ構成の装置の吐き出し口から圧縮空気を吹き込んで膨張させその力で軸を回転させる
つまり逆に空気を流したってことっすね
そのコンプレッサはスクロール式で渦巻状のふたつの部品で片方を固定もう片方を円運動させ外側から吸入した気体を中央へ移動させる
2つの渦巻きの間の空間が徐々に小さくなることで気体が圧縮され最終的に中央から排出されるという構造だとか
むずかしいっすね
積むのは「空気」だけなのでスマートな感じはするがボンベの充填には空気を圧縮するためのコンプレッサを稼働させねばならず完全なエコとは言いがたい
速さはどうでもいいので手動式ポンプで動くようにして欲しい
あっちこっちの道端でシュコシュコと空気を入れる姿を想像してみると和やかでいい感じ
しかし機械でないと圧縮できないのかな
実はこの車の前機種がグッドデザインエキスポ2009に出展していた
三輪自転車にボンベとコンプレッサを付けたような無骨なヤツですが速度は40km/hも出せる性能をもつ
これが結構好きです
流線型のは無駄がなさすぎてつまらない(目指しているものが違うのでしょうがないけど)
せっかくなので楽しい車をめざしてもらいたいなぁ〜なんて思ってしまいます
いまはまだ夢の車と言うよりは夢のある車かな
市販予定はないそうです
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