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ポストスケールに惚れ込んだ私は作ってみることにしました 一見単純そうに見えるこの秤ですが作ろうと思うとこれが中々難しそう 変位平衡式の非線形目盛の秤というものらしい 計算でメモリを求めるとかなりややこしいことになるみたい 三角関数sin、cos、tanやら加法定理も顔を出すそうです・・ 頭が痛い とりあえずメモリは最後に置いといて・・・ 見た目勝負で何となく作ることにします まずは形作りからポイントは三点 ・軸は2箇所 ・支点から重りの距離が計る対象物までの距離より長い ・重りと支点と計る対象物は一直線じゃない でこれらを猫のイラストに強引に落とし込んでみると形が見えてきます 材料は家にあるモノで 重りは猫の顔、1ミリの銅板(たまたまあった)を切り抜いて金属用の接着剤で固定 本体とその他の部品はアルミっぽい板(昔、高校の美術の時間にやったエッチングの板でアルミの表面になにやら加工がされているモノ、なので裏返すと絵が描いてある)を切り抜く 本体の可動部には少し大きめの穴を開けしっぽと針とぶら下げる土台には小さめの穴 軸は真鍮の釘、適当な長さにニッパーで切りペンチでつぶして最後にハンマーでつぶす これでほとんど出来上がりで可動部も意外なほどスムーズに動きました あとはメモリをふるだけです 計算では私には無理なので実際に1グラム〜5グラムの重りをつるしてそこにメモリをつることにしました 正確さに欠けますが私としては十分 で適当な重りをこれでもないあれでもないと探していたら・・ ありました!! 1円玉 1円玉一枚で1グラムこれだぁ!!! と気付くまでかなりの時間を費やしました 1円玉で重りを作り黒く塗った本体にメモリをふり完成 計る対象物を引っ掛けるしかないのがまず問題 そして5グラムまでしか計れないので実際問題、何を計るか不明です 大きさは頭からしっぽまでやく5センチ、全部たたんで3.5センチ これならペンダントヘッドにも持って来いだ と思ったら計るモノをぶら下げてないと頭が真下に向いてしまうので少しガッカリ そんなのも含めもう少し改良の余地がありそうです |
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