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たのしい道具のイラスト&コラム
あなろぐ倶楽部 BlueBlack
アナログ気象道具ロビンソン風速計

風速計といえばこれ今回はアナログ気象用具シリーズの風速計

風速計にもいろいろある
風車型のベーン式風速計、風圧で抵抗体の動きを測る風板風速計や制止風杯型風速計、ダインス風速計、熱線風速計、超音波風速計
しかし私のイメージはピンポン玉を半分にした様なのが4つ付いていてクルクルっとまわる風杯式の風速計
ロビンソン風速計っていうらしい
回る見た目で風の強さが伝わるのがアナログちっくです
明治時代から1960年代まで広く使われたそうです

初期のロビンソン風速計は機械的で好き
風杯の回転数が歯車仕掛けによって表示されるようになっている

風杯が昔は四つたしかだったが今は三つとなっているそうです
良くわからないが慣性モーメントなどの四杯型より三杯型の方がいいらしい

保育社の学習図鑑10科学工作図鑑にのっていた風速計も好き
上に風杯(4つ)があり振り子のようにおもりが二つ付いている
そのおもりが回転によって広がることで風速を計る仕組みでした
構造が簡単で小さく出来そう
実用性?を考えると最低でも2m/sまではかりたい
陸上の追い風参考記録がたしか2m/sだったので・・
がしかし目盛はどうしたらいいことかと悩むことに
これは実験値で目盛をつけることが出来ないのです
(正確な風速計をもっていれば出来るのですが)
これを計算でだすにはcosとか出てくるやつですね・・きっと
そのうち謎が解けたら挑戦しようかな・・と濁しておきます

ちなみにプレートにはロビンソン風力計って表示になっている
風力計と風速計?
風力と風速の違いがわからないので調べてみた
気象庁風力階級より
風力  風速(m/s)    陸 上 の 状 況
0   0.0〜0.2     静穏、煙がまっすぐ上昇。
1   0.3〜1.5     煙がなびく。
2   1.6〜3.3     顔に風を感じる。木の葉がゆれる。
3   3.4〜5.4     木の葉や細い枝がたえず動く。旗がはためく。
4   5.5〜7.9     砂ほこりがたち、紙片が舞う。小枝が動く。
5   8.0〜10.7     葉の茂った樹木がゆれ、池や沼にも波頭がたつ。
6   10.8〜13.8   大枝が動き、電線が鳴る。傘の使用困難となる。
7   13.9〜17.1   樹木全体がゆれる。風に向かうと歩きにくい。
8   17.2〜20.7   小枝が折れ、風に向かうと歩けない。
9   20.8〜24.4   煙突が倒れ、瓦が落ちる。
10   24.5〜28.4   樹木が根こそぎになる。人家に大損害が起こる。
11   28.5〜32.6   めったに起こらないような広い範囲の大損害が起こる。
12   32.7〜36.7   被害甚大。記録的な損害が起こる
こんな感じだそうです
たぶん昔は同じ意味で使われてたんでしょうね






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